はじめに
今回のブログではQuick Sightで作成した分析をクロスアカウントコピーするための方法を紹介します。
開発環境で作成した分析を本番環境にコピーしたい時などにこの方法が使えるのではないかと思います。
2024/07/12追記
QuickSightでアセット(データセット・分析・ダッシュボードなど)を管理する機能が追加されました。この機能を使って、アセットを複製する記事はこちらで紹介されています。
前提
コピー先アカウントとコピー元アカウントで同じ形のデータセットが存在する。
コピー元ではそのデータセットから作られた分析が存在する。
実施環境
今回のブログで紹介する手順はcloud9で実施しました。
AWS CLIとLinuxコマンドを実行できる環境であれば、手順をそのまま実行できると思います。
手順
事前準備
変数定義
以下のようにコピー先アカウントとコピー元アカウントの情報を変数定義します。
COPY_FROM_DIR=[コピー元作業用フォルダ名]
COPY_FROM_ACCOUNT_ID=[コピー元アカウントID]
COPY_FROM_PROFILE=[コピー元プロファイル名]
COPY_TO_DIR=[コピー先作業用フォルダ名]
COPY_TO_ACCOUNT_ID=[コピー先アカウントID]
COPY_TO_PROFILE=[コピー先プロファイル]
作業用フォルダ作成
また、データセットのArnなどの情報をファイル出力して取得するため、その情報を格納するためのフォルダを作っておきます。
mkdir $COPY_FROM_DIR
mkdir $COPY_TO_DIR
コピー元アカウントで実施する作業
コピー先アカウントで実施する作業
さいごに
長々となりましたが、Quick Sightの分析をクロスアカウントコピーする手順について紹介しました。結構手順が長いのでもっと簡単にできればなと思います。AWSのアップデートでもっと簡単にコピー出来るようになることを期待したいと思います。
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